育てたら食べよう(2):クリの甘露煮
園芸 [2019/11/13]
まあ、クリの木を実家の山林(その昔は桑畑だった)に植えたのはさるではありません。
いいころ合いに大きくなるまで面倒(虫よけの消毒だとか、下草刈りとか)を見てたのもさるではありません。
爺です。
でも、ここ数年、春に折れた枝を片付けたり、下草刈りをしてるのはさるなので、一応「育てている」と言ってもいいかしら。

でも、なんと言う種類の栗なのかも知りません。
「大栗」、「普通の」くらいの区別しかしてません。
去年くらいまでは、一族のものがシーズン中に1度くらいは、栗拾いに来てたと思うのですが、
今年は、気配も見せません。
理由は、クマ来訪の跡があったと伝えたためです。
「大丈夫だから」(根拠はない)と言ってもダメでした。
(クマの話なんか黙っとけばよかった。)
つまり、栗はたくさん落ちてるのですが、誰も拾ってってくれません。
そういう状態が続くと、なおさらクマに餌が落ちてることを知られて、定期巡回コースになってしまう恐れがあります。
なので、しかたなく2度程、バケツ一杯分くらいずつ拾って来ました。
(ちょっとした「栗狩り」できるくらいの広さと木の本数があるので、焼け石に水ですが。)
1度目は、さる2号が、バケツの栗に水を入れて1週間以上放置した後、
単純に茹でてしまったのですが、なんか全体的に味/食感が変で、
とても食べられた感じではなかったので、全て廃棄処分になりました。
ここで話は変わりますが・・・
いいころ合いに大きくなるまで面倒(虫よけの消毒だとか、下草刈りとか)を見てたのもさるではありません。
爺です。
でも、ここ数年、春に折れた枝を片付けたり、下草刈りをしてるのはさるなので、一応「育てている」と言ってもいいかしら。

でも、なんと言う種類の栗なのかも知りません。
「大栗」、「普通の」くらいの区別しかしてません。
去年くらいまでは、一族のものがシーズン中に1度くらいは、栗拾いに来てたと思うのですが、
今年は、気配も見せません。
理由は、クマ来訪の跡があったと伝えたためです。
「大丈夫だから」(根拠はない)と言ってもダメでした。
(クマの話なんか黙っとけばよかった。)
つまり、栗はたくさん落ちてるのですが、誰も拾ってってくれません。
そういう状態が続くと、なおさらクマに餌が落ちてることを知られて、定期巡回コースになってしまう恐れがあります。
なので、しかたなく2度程、バケツ一杯分くらいずつ拾って来ました。
(ちょっとした「栗狩り」できるくらいの広さと木の本数があるので、焼け石に水ですが。)
1度目は、さる2号が、バケツの栗に水を入れて1週間以上放置した後、
単純に茹でてしまったのですが、なんか全体的に味/食感が変で、
とても食べられた感じではなかったので、全て廃棄処分になりました。
ここで話は変わりますが・・・
ある時、雨降りで暇だったとき、
VOD的なもので、たまたま「リトル・フォレスト」という映画を見た。
確か「春・夏」編と「秋・冬」編があって、2作とも続けざまに見てしまった。
どうも、漫画が原作らしいです。作者名は・・・すいあせん今思い出せません。
なぜ、2作とも見るくらい気に入ったかと言うと、
舞台はどうも東北?のど田舎で、主人公は都会からUターンして戻ってきた女の子。
その女の子が、田舎のその辺にあるかつてはよく食べられていた食材を使って、自分で料理を作って生活しているという主な内容。(母親が主人公の高校卒業とともに失踪しているという特殊事情や、都会/田舎での人間関係・エピソードも含みます。)
グミはジャムにするし、山菜は採って来るし、クリは渋皮煮、クルミも拾ってきて何かに使ってた。
食材の処理、料理の仕方もちゃんと解説が入っていて、ためにもなります。
さて、その映画にちょっと触発され気味で、
栗は、改めてさる自身で何とかしてやろうと・・・やっぱりWebで調べました。
「甘露煮」がよさそう。そのまま食べられるし、他のお菓子とか、料理にもできそう。
何より、保存が利くみたいです。
2回目のバケツ一杯分も、さる2号が水に浸けちゃってくれてました。
虫出しのつもりのようですが、効果あるのかな?
鬼皮を柔らかくする意味では、一晩くらい水に浸けるようです。
まずは、剪定バサミを使って、鬼皮を剥きます。
この時点で、栗の中にステイしていた虫(蛾の幼虫?)とその虫の食べた部分は排除します。
消毒してないからめっぽう虫入りです。

次に普通の包丁で、渋皮を剥きます。
そこまで、2日(6時間くらい)掛かりました。
目方は1kgありました。
クックパッドに載ってた材料リストによると
栗250gに対して、
・砂糖 :100g
・味醂 :大さじ1
・塩 :少々
(・クチナシの実:別のサイトから、少々)
・ブランデー:お好み
台所に既にある砂糖では足りないでしょう。
クチナシの実?とブランデーはありません。
なのでスーパーへ。でもクチナシの実なのか粉なのかは見つかりませんでした。
なので今回は「なし」で。
見つけた「思ったより簡単・・・」と出てたサイトの手順で作り始めました。
煮込む時間が書いてあって、10分~15分とかになってたのですが、そんなに直ぐは柔らかくなりません。
とろみが出るまで煮込むとあった。
灰汁をすくいつつ1時間くらい煮込んで、やっと火が通ったかな?
でも、少し食べてみたところなんか固い。
もうちょっと、ほっこりした感じになるとイメージしてたのですが、違います。
別のサイトの作り方を読んでいると、
砂糖汁に入れる前に下茹でというか、一回煮るような手順がありました。
えーそーなのー。早く言ってよ。
結局、こんな感じ。

煮詰めた汁に、売ってる瓶詰めの甘露煮のような透明感はありません。
食べた時の食感が、先ほども言ったようにほっこり感はありません。
なので、さる家では美味しくないという評価になりました。
さる以外は食べません。
そんなに栗好きというわけでもないが、捨てるのも何なので、お酒のおつまみに消費しています。
3瓶作りましたが、煮汁が足りなくて液の量は様々になってます。
1本冷凍庫にぶち込んでやりました。(柔らかくなるかも)
何事も経験です。
来年は、最初に茹でる手順で再度やってみようと今から思ってます。
(栗はまだ落ちてますが、今年もう一回は・・・やる気になれない。)
では、この回はこの辺で。
m(__;)m
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